『自由空間』で行っているサービスや設備などを紹介します。
なかまの胃袋をささえる、おいしいごはんサービスをご紹介。
わが家でのお弁当調理の様子
ほぼ100%手作りで作っています
愛情を込めて 一品一品盛りつけていきます
『わが家』は平成19年4月から本格スタートしたサービスです。
なかまの数が増え、お弁当を希望する人数が多くなるにつれて、専用の厨房できちんとした形で食事を提供したいという想いから始まりました。現在は、スタッフ2名・助っ人1名の3名で30~40食のお弁当を準備しています。
弁当を宅配するサービスはたくさんありますが、ひとりひとりの好み…、例えば魚の嫌いな人、肉の食べられない人、ご飯の量の多い人少ない人、刻み食で対応しなければならない人、魚の骨をとってあげなくてはいけない人…要求はそれぞれ異なります。
そのため、『わが家』では、今日はどのなかまが通所しているのか確認してから、お弁当を作り始めます。食事する人の好みを知り、一人一人の体調を考え、なによりそれを食べる人の顔を毎日思い浮かべて食事を作る。つまり『わが家』とはその名の通り、家族に作る気持ちで食事を提供することを目的としたサービスとなっています。
施設の食事というと、病院食のようなものを想像される方がいますが、『わが家』が作るお弁当は、そんな味気のない食事ではありません。
料理はまず目で食べるものと、野菜の色止めに素揚げするなどして彩りにもこだわります。味もワンパターンにならないように、例えばゴマ和えにお酢を使うなどして、飽きない味付けに気を払います。もちろん健康を考えて、揚げ物の油はこまめに取り替え、ハンバーグの挽肉も予め炒めて余分な油を落とします。さらには、雛祭りにはちらし寿司、お祝いの時にはお赤飯と、季節の行事のことも考えています。
スタッフが「おいしいものは、お金をかけるか、手間をかけるか、そのどちらかしかない!」と言うように、『わが家』の食事は、なかま一人一人のことを考えながら、限られた時間と予算の中で、できるかぎり手間を惜しまず、ひと手間もふた手間余計にかけて、日々作られています。
なかまを安全に”楽しく”送迎するエル・ファロの送迎サービス。
送迎車と運転手スタッフ
送迎車に乗り込むなかまの様子